あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。
新年の抱負を考えたり、まだまだせわしない時期ではないでしょうか。
お正月だからといって、身体の不調や病気に休みはなく、状態の低下と戦っている方々もいらっしゃいます。
クリニック開業3周年を迎えての新年ということで、私もあらためて気を引き締め、丁寧な診療を心掛けたいと思っております。
四街道まごころクリニックは、お陰様で非常勤勤務者も含め10名体制となっています。また、4月には新たに仲間が加わる予定です。詳細は時期が来ましたらお知らせいたしますが、クリニックとしてもますますの飛躍を、と心に誓っております。
さて皆さま、LFPという言葉をご存知でしょうか。
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、“Light Footprint” の略で、『足跡が残らない程素早く身軽な』 という意味の言葉です。
意訳しますと、『不安定な環境の中、柔軟性、創造性、敏捷性を持って取り組むべきだ』 と私は理解しています。
疾患を抱えている方の状態・病態は刻一刻と変わり、お電話での状況確認や緊急往診にてフットワーク良く対応すべきであると考えます。
また、身体の状態・病態は必ずしも完全に回復するというわけではなく、治療のゴール地点は人それぞれ異なるため、何を求めるか、何を優先するかで取るべき選択肢もさまざまかと思います。
一方で、地域包括ケアや在宅医療への移行といった国の方針に沿った形でクリニックを運営しなければなりません。
そういった中、迅速かつ柔軟に、適切な判断や行動に基づいた診療を提供し、皆さまのご自宅での生活を支え、安心をご提供するべく邁進していきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2016年1月4日
四街道まごころクリニック
院長 梅野 福太郎