こんにちは、四街道まごころクリニック院長の梅野です。
先日、当法人にて第1回まごころ在宅連携会を開催しました!
スタッフも含め計36名にご参加いただき、非常に有意義な会となりました。
正味1時間という限られた時間の中、ご参加いただいた各事業所の自己紹介、今回は最初なので、当院の概要や在宅医療のご説明も入れさせていただきました。
その後、事前アンケートでいただきました訪問診療・看護・リハビリテーションについてのご質問をQ&A方式で回答いたしました。
例えば、
「訪問診療医に体調の変化を相談すると薬が増えるって本当?」
という質問には、
「もちろん症状改善・緩和につながるのなら、一時的に投薬は増えるかもしれませんが、そもそもお薬が多いから起こる症状がある、ということも念頭に置いて対応し、その場合は減量することもあります。例えば、活気が低下した方でそれまで内服していた降圧剤を中止しただけで元気になる方もいます。また私たちは常に、お薬を処方しても効果があるか、副作用がないかを確認しています。」
と回答しました。
このようなお互いの何気無い疑問点を解消していく先に、介護と医療の真の連携があるのではと考えています。
また当日の参加者からは、介護職が日常直面する処置について、具体的な事例が医行為にあたるかどうかの質問もいただきました。
2005年7月26日、厚生労働省医政局長から通知された医師法第17条、歯科医師法第17条及び保健師助産師看護師法第31条の解釈に明示されておりますので、参考にしていただきたいと思いますが、実際の現場では対応に窮するケースもあるようです。その場合は担当者会議を開き、主治医も交えながら丁寧に整理していくことが必要かと思います。
会の終了後に実施したアンケートをもとに、1時間という限られた貴重な時間を有効に活用するため、次回以降のテーマやメニュー、タイムテーブルを検討していきます。在宅に関わる方々とのより一層の密な連携を目指して企画いたしますのでご期待ください。
次回は、7月18日(火)18:30〜19:30の予定です。
テーマは、「明日から使えるトランスのワンポイント!」と題しまして、当法人訪問リハビリテーション部主任の大和田より、実演を交えてベッド等からの移乗のコツをお伝えいたします。
皆さま奮ってご参加ください!
(7/3よりFAXや当HP、FBページにてご案内をいたします。)
四街道まごころクリニック
院長 梅野 福太郎