さまざまなできごとのあった10月をご紹介

 

こんにちは、事務長の大西です。

 

 今日から11月です。11月は日本では霜月(しもつき)とも呼ばれています。また、暦の上では、立冬(りっとう)や小雪(しょうせつ)と言われる日も11月中に迎えます。旧暦をもとにした呼び名ですので、必ずしも今の気候と合致するとは限りませんが、霜や雪と聞くと、もう秋から冬に向かっているな、という気になりますね。

 

 実際の2018年11月の気候は、しばらくは日中も暖かい日が続く予報です。しかし、朝晩との気温差がだいぶあるようですので、衣服や室温等で調節するなどして、体調にはくれぐれもお気を付けてお過ごしください。

 私たちも含めまして、医療者・介護者の皆さまも、健康あってのサービス提供かと思いますので、くれぐれもご自愛いただければと思います。

 

 さて、10月のまごころでは、3つの大きなイベントがございました。

1つは、『第3回千葉在宅を考える会』の開催です。詳細はここでは省略いたしますが、千葉在宅の会は、当院を含む在宅療養支援診療所4医院を幹事として、千葉市界隈の在宅医療介護の充実を図るべく立ち上げた会で、千葉地域の在宅医療介護に興味・関心のある方であればどなたでもご参加いただける会となっています。もしよろしければFacebookページもご覧ください。

https://www.facebook.com/groups/chiba.zaitaku/

 

 今回は【病院と地域在宅医療を繋ぐ看護師の役割】と題しまして、「看護師」にスポットをあてて、この地域において第一線で活躍している看護師の皆さん同士、熱い議論を交わしました。実に参加者は100名を超え、遠くは我孫子、市川、東京からご参加してくださった看護師さんもいらっしゃいました。

 

 2つ目は、毎月開催している『まごころ在宅連携会』ですが、今回初めて当院ではなく、「四街道市文化センター」をお借りして開催いたしました。参加者の皆さまからはアンケートでご意見・ご感想をいただき、まごころのスタッフからも意見を募り、今後の開催についても柔軟に検討していきたいと考えております。ちなみに、今月21日の第18回まごころ在宅連携会も、四街道市文化センターでの開催としています。皆さまのご参加をお待ちしております。

https://www.magokoro-zaitaku.jp/magokoro-zaitaku-renkeikai/

 

 最後3つ目は、『まごころカフェ』を開催いたしました。ホームページ上や四街道市内のいくつかの場所にご案内を掲示させていただいておりましたが、まごころ初の地域住民の皆さまを対象とした会がこのまごころカフェです。

 

 当院では外来診療を行っていないため、看板は立っていても当院がどのような診療所なのか、在宅医療とはいったい何なのか、どんな医師や看護師・リハビリ・事務スタッフがいるのか、なかなか地域の皆さんにとってはわかりにくいことと思います。当日は1階スペースをカフェスタイルに模様替えし、街にあるカフェのようにお茶や珈琲を飲んで、おしゃべりをしながらくつろいでいただき、参加者同士やまごころスタッフも交えて楽しいひとときを過ごしていただけたらと考えておりました。

 

 当日は20名以上の参加者にお越しいただき、言語聴覚士のスタッフによるお口についての講話(勉強)を聞いたり、佐倉・四街道市で活動されているバンドの皆さんをお招きして一緒に歌ったり、あっという間の2時間を私たちも楽しく過ごさせていただきました。後日、参加者のおひとりからは、とても心温まるメールもいただき、今後の励みにさせていただきたいと思っております。

ちなみに裏話にはなりますが、まごころカフェは企画・運営を、院長や事務長ではなくスタッフがすべて行ってくれました。事務長としてはそういう点もひそかに嬉しいイベントでもありました。

 

 10月は盛りだくさんの1ヶ月となりましたが、もちろん、すべては本業である訪問診療・訪問看護・訪問リハビリにおいて、多くの在宅療養されている皆さんの『安心』に繋がるための取り組みです。今月も地に足をつけて、1日1日、各サービス提供に心を込めて訪問させていただきたいと思っております。

 

四街道まごころクリニック

まごころ訪問看護ステーション

事務長 大西 肇