院長の梅野です。
本日から新たな年度を迎えることになりました。
異動の時期であり、別れがあれば出会いもありますが気分も一新、業務に励みたいものですね。
昼には新元号の発表も控えており、いつにも増してやや心地よい緊張感のある日になるのではと思います。
さて、3月15日、18日に医療法人社団まごころは、2019年度の事業計画発表を行ないました!
平成30年度の振り返りと共に、スタッフ全員で取り組むブログ更新、定期的な周知活動などについての継続や修正を確認しました。また、部門横断的なチーム編成、組織改編など新たな取り組みにも挑戦します。
詳細は、適宜周知したいと思います
年始にもお伝えしましたように、今年のテーマは、
『初心』
としています。
日常が当たり前ではなく、職員ひとりひとり、そして連携事業所、さらには利用者さまがあって“まごころ”があることを切実に感じ、大切に業務遂行にあたることができるようにしていきたいと思います。
そのための行動指針として、利用者さま、連携事業所に対して、
①挨拶と言葉遣い
②情報共有
を徹底することとしました。
利用者さまやそのご家族が障害や疾患で不安な中、私たちが関わり始める導入期に、その不安を取り除き、『安心』に転換することはその後の関係性において非常に大切であると考えます。自分の心を開き、相手の心の扉を開くためのその第一歩が『挨拶』『言葉遣い』になるのだと思います。当たり前だからこそ常に念頭において行動し、在宅療養を支えていく所存です。
また、先日のアンケートのご回答には改めて感謝申し上げます。
利用者さまの総合的な満足度としては、とても満足している68%、やや満足23.3%、合わせて91.3%という高いご評価をいただきました。この結果は職員にとってとても大きなモチベーション・励みとなり、今後の業務への取り組みに大きな後押しとなります。
一方で、ご指摘いただいたご意見を一部紹介したいと思います。
◎ ケアマネに確認なく知らぬ間に訪問看護を導入されたことが当事業所のケースで複数回ありました。
◎ ご本人・ご家族に公的な制度について伝えた時や現利用サービスの変更提案などをされた時はこちらにも連絡を入れておいていただくと助かります。
◎ 入院の経過に立ち合われていても、しばらく連絡なく家族から知る。知らない間にサービスが導入されていた。
在宅療養を支援するにあたって、利用者さま・ご家族の意向をもとに多職種で連携することは非常に重要になってくると思います。当方においても必要なサービスはご本人・ご家族ならびに関係者で適宜かつ適切に決めていくべきと考えます。
また状態の変化時や提案する内容等は迅速に共有する必要があると考えます。
ご指摘のようなケースに関してはしっかり反省し、より一層の『情報共有』を図りたいと思います。
そのために、以下のことに取り組みます。
○ 訪問時に「居宅療養管理指導書」等の報告書を居宅に残す(現状通り)
○ デイサービスやショートステイに報告書の持参を促す積極的な運用
○ これまで以上の担当者会議・退院調整会議への参加
○ ACP(アドバンスケアプラニング)、『人生会議』などリビングウィルの確認を通じた在宅療養の方向性の確認
アンケートの集計結果、いただいたご意見、ご意見の一部へのまごころとしての回答も併せまして、後日ホームページに掲載いたします。今後の当法人との連携にご活用いただければ幸いです
上記のテーマと行動指針をもとに、『安心』をお届けできるよう地道に前進していきますので、この1年も何卒よろしくお願いします。
医療法人社団まごころ
四街道まごころクリニック
理事長/院長 梅野 福太郎