こんにちは、院長の梅野です。
九州南部では梅雨入りをしたそうです。千葉の5月は1日に10℃近くの気温の乱高下があるような日もあり、体調を崩す方が多くみられました。
今回の10連休のゴールデンウィーク中は、数名の緊急搬送の方もおられました。特に当方においても病院サイドにおいても十分な体制が維持しにくい中、病状・疾患の増悪とはいえ、急な救急搬送受け入れの依頼を快諾していただいた病院関係者の方々には頭が下がるばかりです。
ご本人・ご家族の希望を尊重し、病状・疾患の経過とその後の推移の予測などを総合的に勘案し、自宅で過ごし続けたいという気持ちをいかにして、またどのくらいのステージまで支えることができるか、さらに病院での療養にいかに円滑に繋げられるか、は常に自問自答するところです。
平成30年の診療報酬改定における個別改定項目では、「入退院支援の推進」がトップページに挙げられており、入院前から始まる外来・病棟・在宅の連携が非常に重要視されました。
患者さまの日常の暮らしを、入院で分断することなくいかに継続させることができるか?またそのための意思決定支援をいかに行なっていくか?在宅側のクリニックや訪問看護ステーションにおいても、入院したら病院におまかせ、ということではなく、入院中も退院後の在宅療養生活をイメージしながらしっかりと連携を取ることが肝要です。
この千葉の地で入退院支援を行なう各病院の取り組みをシェアする場を以下のように企画しましたので、最後にご紹介いたします。
関係各所の皆様方にはふるってご参加いただければ幸いです。
第5回千葉在宅を考える会
【本会】
日時:2019年6月13日(木)19:00~21:00
会場:TKPガーデンシティ千葉4階「コンチェルト」
(千葉市中央区問屋町1-45 カンデオホテルズ千葉)
会費:無料
◆一般演題(敬称略)
①「入退院支援への取り組み」
千葉ろうさい病院地域連携室 看護師長 寉岡 陽子
②「在宅訪問看護を行なった一事例」~緩和ケアとしてのかかわり~」
千葉ろうさい病院 緩和ケア認定看護師 圓角 恭子
◆ディスカッション(敬称略)
「事例を通した入退院支援連携について」
・問題点の整理と対応(原疾患・認知症合併・独居)
・入退院支援を支える仕組み
・意思決定支援
<座長>
四街道まごころクリニック 院長 梅野 福太郎
千葉県がんセンター 緩和ケアセンター在宅支援部 垰口 純子
<パネリスト>
なごみの陽訪問看護ステーション 所長 岡田 智恵
ふたば訪問クリニック 院長 山崎 恵一
千葉ろうさい病院 看護師長 寉岡 陽子
千葉大学医学部附属病院 緩和ケア支援チーム 看護師長 藤澤 陽子
【懇親会】
日時:本会終了後21:30~23:00頃を予定
場所:千葉駅周辺にて(参加申込いただいた方へ直接ご案内します)
会費:3,000円(領収書の発行も可能です)
【本会】【懇親会】それぞれ、参加には事前申込が必要です。
以下の申込フォームへのご入力をお願いします。
※申込〆切:6月7日(金)
ただし、会場の都合により定員に達した際には、締切日より前にお申し込みを終了することもございますので、お早めのお申し込みをお願いいたします。
医療法人社団まごころ
四街道まごころクリニック
理事長/院長 梅野 福太郎