こんにちは。今年も残り半月となってまいりましたね。
もう12月、やっと12月…皆様にとってはどのような1年だったでしょうか?
今年は感染症に振り回される年となってしまいましたが、その中でも楽しみを見つけたり、Stay Homeでゆっくり過ごす時間を作れたりしましたでしょうか。
スタッフの近況については、当院広報誌まごころLetter12月号に載せております。賑やかな内容になっているかと思いますので、よろしければそちらも合わせてご覧くださいませ。
さて、今月のブログは久々に事務の石毛が担当させていただきます。よろしくお願いします。
まごころクリニックでは、10月から新しい電子カルテが導入されました。
診察や会計金額には直接影響のない部分ではありますが、患者様の情報を記録している大切なカルテ。クリニックの根幹を担っていると言っても過言ではありません。
今回はこのカルテにどのような変更があったのかをご紹介できたらと思います。
皆様のご自宅や施設を訪ねて行う訪問診療は、健康保険(医療保険)と介護保険の両方を併用して行われます。
健康保険では医療の側面から病状を診察します。こちらは通常の外来診療と一緒ですね。
介護保険ではご自宅で過ごす上で障害になっていることはないか、普段の生活環境を踏まえてご提案やアドバイスをします。
そのため、お会計は健康保険と介護保険両方のご請求が発生いたします。
これまで当院では健康保険と介護保険を別々のデータとして管理しておりましたので、請求書が分かれており、見づらい部分も多く、患者様からお問い合わせをいただくこともありました。
10月から導入となった電子カルテでは、両方のデータを一括で管理できるシステムとなり、患者様への請求書も1枚で分かりやすくなりました。
また、上記に合わせまして、今まで患者様へ手渡ししておりました請求書を一斉郵送とし、お渡し不備のないよう変更させていただいております。
カルテの入力や記録の見方について、先生方や看護師さんからも好評のようです。
事務的な部分では、会計の入力方法や審査支払機関への請求など、今までとは異なる部分もありますので、運用が軌道にのるにはもう少々時間がかかるかとは思いますが、今まで気がつかなかった点に気づくこと、調べてみて初めて知ることもあり、日々とても勉強になっています。
新しいことを始めたり導入したりするのは、最初はやり方が分からなかったり、戸惑うこともあります。しかし、「わからないから始めない」のは、その先の可能性や利便性を閉ざしてしまい、もったいないことなのかもしれませんね。
スムーズに診療を行えるよう、今後も事務サイドからサポートしていけたらと思います。
今後ともよろしくお願い致します!
事務 石毛