事務長の大西です。
２度目の緊急事態宣言下の中、2021年も１ヶ月が経ちました。
寒さもまだまだ厳しい折、医療・介護サービスを提供されている皆さまにおかれましては、自粛はもとより、体調管理には一層の注意を払っていらっしゃることと存じます。おひとりおひとりの行動に深く感謝申し上げます。
さて、今回は3つほどお知らせをメインにお話しさせていただきます。
まず1つ目ですが、理事長兼院長の梅野が、日本在宅医療連合学会認定専門医となりました！
そもそも医師とは、国家資格を得て初期研修を終えると、どんな領域の診療もできるようになるわけですが、専門医とは「それぞれの診療領域における適切な教育を受けて十分な知識・経験を持ち、患者から信頼される標準的な医療を提供できる医師」と定義され、いわゆるその道の専門家として、学会が定めたさまざまな要件をクリアした医師に与えられる認定資格となります。
在宅分野はまだ比較的歴史は浅く、1999年に前身の日本在宅医学会が立ち上がり、2002年より専門医制度が発足し約20年弱、全国でも276名（2019年4月）が専門医となっています。
専門医だから特別なことができる、専門医ではないからできない、ということではなく、もちろん専門医を取得されていなくても多くの先生方が全国で在宅医療にご尽力されていますので、専門医でなければ在宅医療の専門家ではない、ということではありません。ですが、四街道まごころクリニックのこれまでの約8年間の軌跡であり、もしこれから在宅医療を受けることとなりクリニックを選択される患者さま、これから在宅医療を志し就職を検討される医療者にとって、1つの「安心」していただける指標かと思います。専門医のいる施設として、四街道まごころクリニック・まごころ訪問看護ステーションは引き続き皆さまに安心をお届けできるよう精進してまいります！
2つ目です。
来る2月26日（金）第10回千葉在宅を考える会を開催することとなりました。
ちょうど１年前の２月、第７回千葉在宅を考える会を開催する予定でしたが、忍び寄る新型コロナウイルス感染症の足音に、断腸の思いで中止を決断いたしました。
しかし、新たなる生活様式の一環としてオンラインセミナーが確立しつつある今、第７回で予定していた『地域コミュニティのチカラ』を１年越しで復活開催することといたしました。
第１部として千葉大学の亀田 義人 様に「住まいが “個” に与える可能性～JAGESから見た地域のチカラ withコロナ～」についてご講演いただきます。
第２部では、「“いしいさん家”のコロナ禍での試み」と題して、有限会社オールフォアワン 宅幼老所いしいさん家 代表 石井 英寿 様に情報提供いただき、亀田様・石井様と共にディスカッションや質疑応答を行ないます。
Zoomでの双方向の参加と併せて、聴講のみをご希望の方へもYouTube Liveの配信を準備していますので、どうぞお気軽にご参加ください。
●日時 ▶ 2月26日 (金) 18:45～21:00（終了予定）
●開催方法 ▶ ZoomとYouTube Liveを併用します
●参加費 ▶ 今回も無料！！
●定員 ▶ Zoom参加の定員は先着100名となります
●対象者 ▶ 千葉地域にゆかりのある医療介護従事者
【注】Zoomでは参加人数に上限があるため、千葉地域の病院・診療所・介護事業所の医療介護従事者、ご発言をされたい方を優先してZoomにてご参加いただきたいと思います。
他地域の事業所の方や聴講のみをご希望される方へはYouTubeでのLive配信をご準備していますので、もしZoom参加希望者が多数となった場合には、YouTubeで のご視聴をお願いさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。（YouTubeでもコメントにてご質問は可能です。）
お申し込みは、以下のURLよりお申し込みフォームにアクセスいただくか、パンフレットのＱＲコードからもお申し込みが可能です。
ぜひ職場の皆さま、近隣連携事業所の皆さまお誘い合わせの上、ご参加をお待ちしております！
3つ目はお願いになります。
医療法人社団まごころでは、より地域に根差し、成熟した組織として地域の皆さまに必要とされる法人を目指し、患者さま（ご家族さま）・利用者さま、日頃より連携いただいている病院の連携ご担当者さま・ケアマネジャーさまより当法人に対するご意見・ご要望等をお伺いし、改善・成長に努め、よりスムーズで緊密な連携を実現すべく、毎年この時期にアンケートを実施しております。
近くご案内がお手元に届くかと思います。
ご協力の程、お願い申し上げます。
事務長 大西 肇