みなさま、こんにちは!
今回のブログは、事務の石塚が担当させていただきます。
私事ではありますが、昨年の12月に第2子を出産いたしました。
それにともない昨年11月から9ヵ月間、産休・育休を取得させていただき、今年の8月に復職いたしました。
今回は産休前から復職するまでについてお話させていただきます。
昨年12月に無事に産まれてきてくれた赤ちゃんですが、そこまでの道のりは平坦なものではありませんでした。
多くの方は、妊娠は誰でもすぐにできるものと思っている方が多いのではないでしょうか。実際、私も結婚するまではそう思っていました。しかし、そうではないということを身をもって経験しました。
少し古い統計にはなりますが、2017年時点では、日本で不妊治療を受けたことがある・または受けているご夫婦は、夫婦全体の約5.5組に1組の割合だそうです。そして約17人に1人が生殖補助医療により誕生しています。
しかしながら、こんなにも多くの方が赤ちゃんに逢いたくて心身をすり減らしながら治療に向き合っているにもかかわらず、仕事と治療が両立できずに治療を断念したり、仕事を辞めざるを得なかった方が全体の53.2%もいるのです。
幸いなことに、私は仕事をしながら通院することができました。
それは『まごころ』の皆さんのお陰であると日々感じています。
治療を始めると「では、2日後に来て下さい。」と直近で来院しなければならない日が増えていき、通院回数も多くなります。また、待ち時間が長くなるので仕事を休まざるを得なくなる時もあります。
そうなると、急なお休みをいただいたり、繁忙時と重なる時は業務調整が必要となるなど、他のスタッフへの負担が増えてしまいます。そうなると、申し訳なさや治療に対する焦りが増え、心理的負担が大きくなってしまいますが、治療を了承し、業務をサポートして下さり、優しい言葉を掛けて下さった皆さんには言葉にできないほど感謝しております。
その後無事に赤ちゃんを授かることができましたが、今度はつわりで出勤することもままならない日もあり、沢山ご迷惑をかけてしまいました。
それでも赤ちゃんが来てくれた事をお伝えすると、とても嬉しそうにしていただいた事を今でも覚えています。
その後は無事に安定期に入り、11月の産休まで業務にあたることができました。
産休に入る際にも沢山の方々に温かい言葉を掛けていただき、無事に産まれるようにと手作りのお守りもいただきました。
今も大切に母子ケースにしまってあります。いつか大きくなったら伝えたいと思っています。
育休中にクリニックにお邪魔した際にも、「早く戻って来てくださいね。」「待ってます!」と声を掛けていただき、戻る場所があることの有難さを痛感しました。
復職したら待っていてくださった方々の為に頑張ろう!と思えました。
しかし、復職後は子供の発熱や体調不良で急な早退・遅刻・お休みをいただいてしまっている毎日です・・・
とても温かい方々がいらっしゃる『まごころ』。私もその一員として皆さんに恩返しができるように、まごころのファンを増やせるように頑張ります。
余談ですが、上の子はしっかりまごころのファンとなっております。
すばらしい理念を掲げてくださった梅野先生、戻る場所を用意してくださった方々に感謝しております。ありがとうございました!
これからもよろしくお願い致します。
事務部門 石塚