まごころの仲間


こんにちは、事務長の大西です。

コロナ禍ではあるものの、3年ぶりとなる緊急事態宣言下ではない大型連休となりましたね。

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

まごころでは、5月2日(月)は通常診療・営業日となり、祝日については一部、診療・訪問看護・訪問リハの稼働、事務スタッフも月初のレセプト請求業務のために出勤してくれています。

みんながいてくれるから、患者さまもそのご家族も安心して連休を過ごせます。手前味噌ですが、そんなスタッフの使命感が本当に嬉しいです。心から感謝しています。

 

さて、今回は少しまごころの人事についてお話をしたいと思います。

 

4月・・・年度替わりは、一般的に人の出入りが多い時期と言われていますが、今年のまごころでは、3月から4月にかけての入退職はなく、新年度も同じメンバーでスタートしました!

そして、4月下旬にリハスタッフ1名が育児休業から戻ってきてくれました!

それと入れ替わるように事務スタッフ1名が5月から産前休業に入りました。

5月の中旬には新しい事務スタッフの入職が決まっていて、一方で残念ながら6月で1名事務スタッフがまごころを去ることとなっています。

 

まごころも10年目に入りましたが、周りからはよく「まごころさんは次々に人が増えて順調だね」とか「良い職場なんだね」とお褒めの言葉をいただくこともありますが、実はどこの事業所でもあるように、入職する人もいれば退職する人もいて、増減を繰り返して今の35人の体制となっています。

 

ひとたび仲間として一緒に働いていた同志がいなくなることは、私たちにとって本当に寂しいことですが、退職する本人にとっても苦渋の決断をされているのではないかな、と思っています。

 

まずその気持ちを上長に申し出る際、そこから事務長や所長、理事長(院長)と面談をする際、繰り返し意思を確認させてもらっていますが、多くの方は、次にコレをしたい!という明確な目標が見えていて、それには退職しか道がないと決断されています。

 

私たちも、まごころを1つのステップに、次なるステップを見据え、そこに進もうとしている人を、次第に応援したいという気持ちに変わります。

寂しい気持ちをグッとこらえながら、新たな道での活躍を心から願って送り出しています。

 

逆に、前職からまごころを次のステップとして選んで入職してくる皆さんには、その決断が間違いでなかったと働きながら実感してもらえるよう一緒に頑張っていけたらと、最大限サポートしたいと思います。

 

そんなまごころでは、ホームページにあるとおり、引き続き仲間を募集していこうと考えています。

今回は特に医師と看護師について少し説明させてください。

 

○医師

現在の常勤医師は院長と副院長の2名。もちろん人それぞれ考え方や表現方法は違えど、在宅医療に向き合う姿勢や想いは並々ならぬものがあります。

ぜひ、3人目の常勤医としてまごころに加わってくださる方、お待ちしております。

最近は、医学生の見学実習、初期研修医の研修の受け入れ、日本在宅医療連合学会専門医取得のための見学研修などなど、これから在宅医療を目指す方、見学を通じて自院での在宅医療に活かしたい方などがいらっしゃいます。

 

在宅未経験でも、病院での経験が少なくても、「在宅医療をやりたい!」という想いさえあれば、知識や経験を得られるだけの実績も蓄積しつつあります。

 

日本在宅医療連合学会専門医を取得したい!将来、院長職を目指したい!自分で開業してみたい!という方も全力でサポートしますので、まずはお声がけください。

 

非常勤勤務から開始したい、というようなご希望にもお応えできるかと思います。

 

○看護師(同行看護・訪問看護)

まごころには看護師は2種類の職種があります。

1つはクリニックに所属し、主に医師の診療に同行する看護師、もう1つは訪問看護ステーションに所属し、訪問看護師として単独で訪問する看護師、の2種類です。

 

在宅の看護師と言ったら、後者の訪問看護師をイメージされている方が多いのではないでしょうか。

今や看護学生の実習では訪問看護は必ず経験しますので、キャリアのどこかで訪問看護師をイメージしている方が多いのだと思います。

訪問看護師は魅力的な仕事だと思います。主治医よりも頻回に訪問し、24時間対応を行ない、病院の病棟のとき以上に密接に患者さまやそのご家族と関わりますので、大きなやりがいのある仕事かと思います。

地域の中にも訪問看護ステーションが増えてきました。ぜひまごころも含めていろいろと見学や面接をしてみて、少しずつステーションごとに特長がありますので、自分にあったステーションを見つけてみてください。その上で、まごころを選択する方と出会えることを楽しみにお待ちしています。

 

一方で、前者の同行看護師は、看護学生の実習先にもありませんし、病院の中でもあまりいない職種なので、どんなことをしているのか、自分がやりたいことなのか、自分に合っているのか、わかりずらい部分も多いかと思います。

 

近いうちに、動画にまとめて配信しようと計画していますが、同行看護師は、医師と一緒に訪問診療に行くことで、患者さまの治療(積極的治療ばかりではなく、維持的な治療や緩和的な治療など)に立ち会い、それを関わるすべての事業所(ケアマネジャーさんをはじめ、訪問看護ステーション、デイサービス、ショートステイ、施設入所の方は入所先の施設等)と情報共有したり、逆にさまざまな事業所からの共有情報を集約したり、そして患者さまご本人、そのご家族と、日々の体調変化や今後の在宅療養の方針などを聞いたりして、在宅療養を円滑に、患者さまのご希望に沿った形で進めるために、なくてはならない存在です。ときに在宅療養の継続が困難な際には、病院と調整をして入院の手配も行ないます。

 

これを聞くと、とても大変そう、経験者じゃないと難しそう、と思う方もいるかもしれませんが、ご安心ください。皆さん、きちんと経験を積むことで、すべてできるようになります。

まごころには5人の同行看護師がいますが、全員が在宅未経験で入職し、今では全員頼もしい存在です。

 

まず、もしよければ、見学やお話を聞いてみることからはじめてみてはいかがでしょうか?

どうぞ気軽にご連絡ください。 

 

最後に、初めてブログ内に人事や採用の話を書かせていただいたかもしれませんが、人事を預かる私がいつも大切にしているのは、採用は、単なる数合わせではない、ということです。

 

それはつまり、単なる1人の労働力として期待しているのではなく、1人のいわゆる『新たな風』の存在が加わることで、これまでとはひと味違った、よりバージョンアップしたまごころが創られ、さらに地域に貢献できる存在となるために、これまでのように、これからも少しずつ仲間を増やしていきたいと考えています。

事務長 大西 肇 


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