皆さま、こんにちは!
今月のまごころブログは、事務長大西よりお送りいたします。
あっという間に7月になりましたね。2023年も半分が終わり、いよいよ後半戦です。
年頭に目標・計画を立てた方は折り返し地点かと思いますが、順調に目標達成めざせていますか?計画どおり進んでいますか?
さて今回は、つい先日行われました、第5回日本在宅医療連合学会大会のご報告をしたいと思います。
実は、このブログの1週間後、7月7日(金)から8月31日(木)まで、ランチョンセミナーなどの一部プログラムを除き、ほぼ全てのプログラムをオンデマンド配信されるということで、今からでも参加登録可能ですので、もし参加を忘れていた!興味ある!という方は、登録されることをお薦めします。
https://site2.convention.co.jp/5jahcm/jizen.html
日本在宅医療連合学会って何?というのは、これまでの第1回~第4回についてのブログに書かせていただいているので、そちらをご参照いただければと思いますが、ひと言で言えば、『「在宅医療」に関わるすべての職種のための学会』ということかと思います。ここには、全国で在宅医療に関わる仲間たちの知見・取組・研究・提言などが詰まっています。医療系の学会といえば対象が医師ばかりと思われがちですが、「在宅医療」の学会では、現場と同じく「多職種」が集います。
第1回・第3回・第4回関連のまごころブログ
https://www.magokoro-zaitaku.jp/2022/08/01/第4回日本在宅医療連合学会へ行ってきたお話/
https://www.magokoro-zaitaku.jp/2021/12/01/総括-そして-まごころリニューアル/
https://www.magokoro-zaitaku.jp/2019/09/01/この夏の嬉しいできごと/
第5回は、新潟県・朱鷺メッセで開催され、3,700名の参加者が会場・オンラインで参加されたということです。コロナ全盛期は完全オンラインが主流であった学会などの学術イベントも、少しずつ緩和され、昨年に引き続き、会場とオンラインのハイブリッド開催となり、全国的に有名な先生方をはじめ、同職種の仲間たちと再会ができるのが現地に赴く楽しみでもありました。
まごころでは、シンポジウムの演者として院長・言語聴覚士、座長として事務長、ポスター発表者として管理栄養士、現地参加者として看護師・理学療法士・事務の計7名で新潟の地を訪れました。
院長は、「在宅医療の生産性を考察する」というテーマのシンポジウムにて『在宅診療所における‟生産性向上”についての調査』の発表をいたしました。
昨今、注目の「生産性」というキーワードで、近隣の市町村にある在支診の皆さまに調査にご協力いただき、その調査結果と分析・考察をお話しさせていただきました。
言語聴覚士からは、「在宅難病患者の終末期におけるリハビリテーション職種の関わり」というテーマのシンポジウムにて『言語聴覚士の職域から考える、患者・家族・医療者の橋渡しについて~ALS患者、家族との対話を通して~』の発表をいたしました。
まごころにて多職種で関わらせていただいた利用者さまからいただいた気づきをお話しさせていただいています。
管理栄養士からは『訪問管理栄養士が高齢者夫婦の食生活に関わり見えてきたもの~高度難聴の夫、認知機能低下の妻、“安全な食事”に難渋した一例~』のポスター発表をいたしました。
こちらも当院で関わらせていただいた利用者さまから得られたことをまとめさせていただきました。
※いずれの発表も対象の利用者さまからはご承諾をいただいております。
2日間、さまざまな地域の、さまざまな事業所の方々の取組、考え方の発表を伺い、とても参考になり、また考えさせられる機会となると共に、大きな刺激をいただきました。これを日頃のまごころの各サービス提供に反映していけたらと考えております。
来年の第6回大会は7月20日(土)・21日(日)の2日間、場所は、なんと千葉・幕張メッセとなります!!
大会長は、日頃から連携をさせていただいております、国際医療福祉大学医学部医学教育統括センター・市川病院神経難病センターの荻野 美恵子先生が務められ、当院院長も地元大会ということで実行委員の1人として参加させていただいております。
ぜひ日頃からさまざまな連携をさせていただいている千葉の多職種の皆さま、一緒に第6回大会を有意義な機会となるよう応援していきましょう!!
事務長 大西 肇