対面の連携会

寒暖の差が身体に堪えた11月を経て、12月へ。

本格的に冬将軍到来の季節がやってきました。

 

院長の梅野です。

新型コロナウイルス感染症は減少傾向ですが、インフルエンザはまだまだピークが見えず増加傾向を辿っています。引き続き負担のない感染対策を続けたいものです。

 

さて、11月は各病院での地域連携会が各所で開催されました。

当院で参加した分だけでも、

• 日医大千葉北総病院
• 成田赤十字病院
• 山王病院
• 千葉県がんセンター

などの基幹病院や地域単位でも、

佐倉地域の脳神経疾患の地域医療・介護の会などさまざまな連携の会が催されています。

 

講演会形式にて現地で実施されているだけでなく、講演会後にようやく意見交換会（懇親会）も細心の注意を払って実施されてきています。

普段からお世話になっている医師や看護師、地域連携室などの皆さまとご挨拶をしたり、ケースについて一層深い相談をしたりするなど、有意義な時間を過ごすことができています。

メールや電話、オンラインと違って直接お話するからこそ、別の切り口から話題が移り変わり、新たな連携の糸口に繋がることもしばしばあります。

 

四街道まごころクリニックが開設して丸11年。

以前は病院と地域に隔たりを感じていましたが、その間にも例えば2014年より地域包括ケア病棟（レスパイト入院；介護負担軽減のための入院）がスタートするなど医療介護情勢が大きく変化し、また各病院が地域に目が向き始めているのが如実に感じられます。

 

そして円滑な多職種連携への答えの一つだと思いますが、

 

『単純接触効果（ザイアンスの法則）』

 

多職種連携が上手くいっている地域は、とりあえず多職種でひたすら会合を設けて意見交換、グループワークをしていると教えてくださいます。

 

オンラインでの会合でももちろん一定の連携強化に寄与していたとは思いますが、直に顔を合わせ、膝を突き合わせて話すことはとても大切なことだと日々感じています。

 

 

  

当院でも毎月、地域連携会を開催しております。

12月の第76回まごころ在宅連携会は『まごころカフェ』と称して、日頃連携している皆さまと、コーヒーとスイーツを片手にフリートークができればと準備しています。

お時間よろしいようでしたら、まだ若干枠も空いていますのでお申し込みいただければ幸いです。

 

医療法人社団まごころ
四街道まごころクリニック

理事長/院長　梅野　福太郎