2月ー如月;きさらぎ。
一説には、まだまだ寒さが厳しい時期のために、更に衣を重ね着するという意味から「衣更着(きさらぎ)」になったとも言われている一方で、漢字の音読み「如月;にょげつ」は、中国では寒い冬が終わり、春に向かって万物が動き始める時期という意味があるそうです。
厳しい寒さを凌ぎ、暖かな春に向けて歩み始めたいところです。
今月は事務長の大西がお届けします。
1ヶ月遅れではございますが、2024年もどうぞよろしくお願い致します。
まず最初に、新年1月1日の能登半島地震で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げるとともに、お亡くなりになられた方へ謹んで哀悼の意を表します。
今日で1ヶ月が経ちますが、一部の地域では、まだ水道が復旧していません。生きるために自宅を手つかずのままに遠くの地へ避難せざるを得ない方々も大勢いらっしゃいます。
「復興」という言葉以前に、まずは少しでも日常の生活を取り戻せることを、遠く千葉から願ってやみません。
今から29年前の1995年、奇しくも同じ1月に阪神淡路大震災が発生しました。
1月17日の追悼行事では、能登への思いも込められた灯篭や応援旗に「ともに」というメッセージが贈られました。
<出典>
1枚目:産経新聞2024.1.17Web版(https://www.sankei.com/article/20240117-VQSXYPRW2ZMTLAV5RKV5OQT4IU/)
2枚目:産経新聞2024.1.17Web版(https://www.sankei.com/article/20240117-KQUYUP7YSFNE7P33SKLK6UPQTY/)
3枚目:中日新聞2024.1.17Web版(https://www.chunichi.co.jp/article_photo/list?article_id=845522&pid=4368113)
※閲覧時によってはリンクが切れていることがございますがご容赦ください。
最後に・・・2023年春に知人にいただいた、その頃に撮影された輪島市小池町の写真を載せさせていただきます。
自然はときに恐ろしいものですが、このような穏やかで素晴らしい景色を見せてくれるのもまた自然の為せる力です。
このときの景色を忘れずに、また能登にこの景色が戻ってくることを祈っています。
本当にわずかな気持ちばかりですが、当法人の有志のスタッフで募金活動をはじめました。然るべき機関を通じて、被災地へお届けできればと考えております。
事務長 大西 肇