令和6年度事業計画発表会


桜の開花が遅れている中、本日より4月に突入し、新年度を迎えることができました。

医療法人社団まごころは40名で新たにスタートしたいと思います。

 

さて、当法人では毎年3月に次年度の事業計画発表会を開催しています。

訪問等業務でご迷惑おかけし、ご協力いただきました関係各所の皆さまには感謝申し上げます。

 

物事は緊急度と重要度のマトリクスで分類できます。

訪問の利用者さまの体調不良に対応するなど、健康、安全、命に関わる目の前の仕事を実行することはもちろん大事なことです。

ただ、大局的な重要事項や長期的な展望を考えることは、それと同じか、あるいはときにそれ以上に大事なことでもあると思います。

そのような思いで、毎年事業計画発表会を大切に続けています。

 

当初はコロナ禍で施行していた完全Zoom開催を考慮していました。ミーティングや講義でのオンラインの効果、効率性は評価すべきものがあるからです。

しかし年1回、皆で直接話を聞き意見交換することを重視し、今回は対面での開催としました。お子さんの体調不良でZoom参加(ハイブリッド)の方もいらっしゃいましたが、全体的には形になったのではないかと思います。

 

前半は各部門からの発表として、令和5年度の振り返りと、令和6年度への決意、そして今回初めて試みた部門ごとの『行動基準』の策定、それを共有したことは非常に良い時間になったと思います。

今後、各部門の行動基準は公開し、常に意識して行動していきます。

ほかにも、データを元にした現状分析も現在地を知る良い機会となりました。

 

後半はグループワーク。

テーマを「各部門で策定した行動基準の共有と自分なりにどう解釈しているか?」とし、設定上シンポジウム的な運用としました。ファシリテーターが上手に問いを投げかけ、参加したスタッフが自分の部門の行動基準を自分の言葉に翻訳して伝えようとしている姿勢と言動が印象的で、とても頼もしく心強かったです。忌憚ない建設的な意見も出ていたかと思います。

 

 

さて、今後の業務におけるルールやその考え方をまとめた"まごころパスポート"を4月1日付で法人内でリリースすることにしました。

ルールを設定しそれを遵守することは大切ですが、そのルールがどのような考え方に基づいて定められたか?を知ることでより深く理解した上でルールを運用できますし、また改善が図りやすいと考えるからです。より安全・安心に、かつ効率・効果的に業務を行い、負担を分かち合い軽減していきます。完成形をリリースと言うよりは、日々アップデートしてく予定です。また、内容の詳細は毎月2回定期開催の全体ミーティングで触れることで理解の習熟を深めていく予定です。

 

今年度は研修医の地域実習受け入れにおいて、従来の東邦大学医療センター佐倉病院に加えて聖隷佐倉市民病院からの研修医受け入れが本格的に開始します。

 

また繰り返しアナウンスしていますように、7月20日、21日には幕張メッセにて第6回日本在宅医療連合学会大会が開催されます。一人でも多くの方にご参加いただき、学び楽しめる大会になるように準備したいと思いますので奮ってご参加願えたら幸いです。4月8日(月)より申込開始となります。

https://confit.atlas.jp/guide/event/jahcm2024/top

 

医療法人社団まごころ
四街道まごころクリニック

理事長/院長 梅野 福太郎


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