おすすめの1冊


皆さま、こんにちは。

平年より2週間ほど遅い梅雨入りとなった6月。じめじめと暑さが厳しい7月ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。今月のブログは作業療法士の小針が担当します。

 

自分で自分のことを言葉で表現するのは少し恥ずかしい気もしますが、私はなんでもかんでも「気にしすぎる」一面があり、いわゆる心配性です。後から考えてみると実にどうでもよいことで考えこむ悩みの多い人間です。

「いまの言葉はどういう意図があったんだろう・・・。」や「あれ、余計なことを言ってしまったかな・・・。」など実に様々なことを気にしては心配になってしまいます。

私とは真逆の性格である楽観的な夫に「時間の無駄」と言われたり、「命に関わること以外は“適当”でいいよ。」と励まされたり・・・。自分でも時が経ってから思い返すと、不要な心配だったなぁと思うことばかりです。

 

もしかしたらこの記事を読んでくださっている方の中にも、「気にしすぎ」、「心配性」の方がいるのではないでしょうか?

今回はそんな方におすすめの本をご紹介いたします。

 

『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』

 

タイトルだけみると「?」な本です。

著者の方が人間関係で悩み、友人に相談したところ、友人が著者の方に言った言葉が由来となっているそうです。

「相手はパフェを食べて楽しめるくらい気にしていないかも。」と著者の方はすっと腑に落ち、悩むのをやめたそうです。

ほかにも、人からどう思われているか気になる悩みに対しては、

  • 「有名人じゃないんだからそこまで注目されていない」

とか、

人と比べて仕事ができない自分に落ち込むといった悩みに対しては、

  • 「本当に勝負にならない相手とは比べたりしないもの。」
  • 「目標は目に見える高さからでいい。」

出典:Jam(2018)「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」 サンクチュアリ出版

など具体的な悩みとそれに対する考え方や解決策が4コマ漫画と読みやすい文章で書かれています。

 

気にしすぎ、心配しすぎの私にとって非常に読みやすく、気持ちを楽にしてくれる1冊であり、ときどき本棚から取り出しては目を通しています。

しかしながら、単純な私にとって一番の解決策はおそらく時間と睡眠です。何日か経つとすっと忘れてしまい、何を心配して気にしていたのかさえ思い出せないことが多々あります・・・。

今後もこの本に書かれている考え方と睡眠を大切にし、穏やかな日々を過ごしていけたらと思っています。

 

気にしすぎて疲れてしまう方、心配性な方はぜひこの本を手に取ってみてはいかがでしょうか?

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

作業療法士 小針   


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