連携・相談部門のソーシャルワーカー(社会福祉士)の作田です。
まごころの「在宅医療ソーシャルワーカー」になり、2年が経過しました。
この2年間で得た経験はとても大きく、患者さまや関係機関の皆さまと出会うことで多様化したニーズに応えるべく【在宅医療の力の素晴らしさ】を実感しています。
在宅医療ソーシャルワーカーとしての役割は何か?
私はココを論点に活動していました。
病院の医療ソーシャルワーカーと大きく違うのは、「家」で診察を行なうということです。
患者さまの生活を感じ、家を拠点としてどのように在宅療養を継続するか。
在宅医療ソーシャルワーカーとしての役割はこの3本柱だと感じています。
- 療養中の患者さまやご家族さまの心理的・社会的問題の解決支援
- 在宅移行の調整および移行後の生活支援
- 患者さまや家族の経済的問題(医療費や生活費など)の解決支援
医療ソーシャルワーカーには職能団体が存在し、横のつながりがあります。
在宅医療ソーシャルワーカーも地域ごとにさまざまな役割を担っていると思いますが、在宅医療ソーシャルワーカーとしての可能性を広げ、さらにつながりをもつことで、在宅医療分野をもっと盛り上げる起爆剤になると感じています。
社会福祉士としての誇りを持ちながら、在宅医療の現場で活動できることに感謝し、これからも日々精進していきたいと思います。
最後に・・・
令和6年4月1日、こども家庭ソーシャルワーカー認定資格が創設されました。
この資格は、児童虐待の相談件数の増加などを背景に、子育て世帯に対する包括的な支援の体制強化等を行うために令和4年の児童福祉法改正の中で「こども家庭福祉の実務経験者の専門性向上」を目的に創設されました。
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