数字で見る、まごころの出会いと別れ


3月を迎え、2024年度もいよいよ年度末となりました。 この時期は、卒業や転職、転居といった“別れ”の季節であると同時に、新たな出会いに向けた準備の時期でもあります。

そこで、今月のまごころブログでは、「まごころの出会いと別れ」を数字で振り返ってみたいと思います。

在籍スタッフの推移

2020年以降のデータをもとに振り返ると、ここ3年間、まごころの在籍スタッフ数は40名前後で推移しています。 まごころの特徴は、大量採用ではなく、各部門の状況に応じて適切に増員を行う点にあります。

2024年の新入職員は1名と、ここ5年間で最も少ない年となりました。 しかし、すでに2025年には、2月に作業療法士、4月に訪問看護師と、2名の新入職員を迎えることが決まっています。

 

 

退職者と離職率

2023年には、4名のスタッフがまごころを離れました。 いずれのスタッフも、新たな目標に向かって挑戦するため、新たな環境で活躍していると聞いています。

「離職率」にはさまざまな定義がありますが、ここでは「その年の初めの在籍人数に対する退職者の割合」として算出しています。 2024年は、1月1日時点の在籍人数が40名、退職者が4名だったため、離職率は10.0%となりました。 これは近年の傾向と比較すると、やや高めの数値です。

もちろん、まごころの一員となった仲間とは長く一緒に働きたいという思いがあります。 しかし、それぞれの人生には新たなステップがあり、まごころを巣立った仲間たちの挑戦を応援したいという気持ちも強くあります。

平均勤続年数

まごころは現在13年目を迎えています。 在籍最長のスタッフは10年以上勤務しており、平均勤続年数は 5年8ヶ月 です。 また、37名の在籍スタッフのうち、5年以上勤務しているメンバーは23名にのぼります。

これだけ多くの仲間とともに、四街道の在宅療養を支え続けられることを、大変嬉しく思っています。

おわりに

今回は、さまざまな数字を通して「まごころの出会いと別れ」を振り返りました。

数字の見方は人それぞれかもしれませんが、大切なのは、現在のメンバーとこれから加わる新しい仲間とともに、地域医療を支えていくこと。 これからも、まごころのチームとして、よりよい在宅療養のサポートを続けていきたいと思います。

事務長 大西 肇 


コメント: 0