11/29(金)第3回オレンジカフェがわろうべの里で開催されました。
オレンジカフェとは、認知症の方やその家族・地域の人などが気軽に集まり、情報交換したり、おしゃべりを楽しんだりする場です。お茶を飲みながら心配事等を相談することで不安やストレスの解消ができ、さらに専門的な観点からアドバイスも受けられることができます。
今回のオレンジカフェは『一緒に作って楽しいランチ会』でした。これまで参加者全員で鈴カステラを作ったことはありましたが、本格的な調理は初の試みでした。
参加者はスタッフも合わせて計27名で、5つのグループに分かれてカレー作りをしました。男性の参加者も多く、女性よりも積極的に包丁を握り調理をしている姿がとても印象的でした。
調理終了後は、グループホームよしおかの施設長に講話をしていただきました。グループホームとは・・・という説明やご自身の体験談を交え、自分一人で介護するのではなく、頑張りすぎずに積極的に医療や福祉のサービスを利用しましょう!といった貴重なお話を聞くことができました。
最後はグループでカレーを食べながら、それぞれの介護の悩みや課題等について、「私も同じ経験をしている」「うちはこうだったよ」などの声があがり、介護の大変さを共有できたことで「今日は来てよかった。明日からも頑張れそう!」とおっしゃる方もいらっしゃいました。
家族が認知症になった時、責任感の強い人ほど自分が面倒をみなければと抱え込む傾向があります。しかし、家族だけで介護をすることはとても大変です。
今後こういったオレンジカフェのような、「認知症の方やその家族・地域の人などが気軽に集い」「体験談や情報交換をすることで悩みを共有でき」「良い気分転換になる場所」がもっと広がればと思います。
また同じ地域に住む住民の皆さまにも認知症の理解が進み、『地域の人が繋がるカフェ』になるようなお手伝いができればと思っています。
同行看護師 佐々木
※次回オレンジカフェは3/31(火)わろうべの里で開催予定です。
詳細については四街道市みなみ地域包括支援センターまでご連絡下さい。